昨日4Gのガラケーを買いました。見た目はガラケーですが、中身はスマホの「ガラホ」ってやつです。使い勝手は完全にガラケーです。時々ガラケーとガラホがごちゃになりますが、ご容赦ください。ガラホって言い慣れません。
私IT歴が長くて新しもの好きです。でもガラケーが手放せません。どうしてもスマホになじめません。なぜかというとランニングコストが高いから。あと使い勝手も。
することは通話。昔と変わらないんです。でもスマホを使うと通話料大幅値上げ状態になります。そしてネットの通信費も高い。
ネットへのアクセスって時間を気にせずジャブジャブと無制限に使えるものという感覚があるので、「ギガがどうのこうの」というのが馴染めません。
だから、キャリアから提示される「制限ありまくりで、やたらと高いスマホのランニングコストが容認できない」のです。
でも私は相変わらずジャブジャブと通信しています。主に使っているのはフレッツ光です。有線です。月額5170円ですね↓
ちょっと高いかなぁ?という気もするけれど、仕事でも使ってるんです。
だから必須なんです。この光回線が。超安定しているし、超早いですし、無制限に使えますしね。超便利で大満足しています。
これによって「スマホ売り場の定員さんが想定しているお客さんと大きくずれる」のだと思います。光回線を前提にするとギガがどうのこうのという一般的なスマホの料金プランが通用しなくなります。
その状況で携帯キャリアの人に説明されても「うちのケースには当てはまらなくて高い!」ってしか感じなかったのです。
そんな状況ですから、私にとってスマホは「途方もなく通信費が高い端末」という位置づけです。
実際は違うのかもしれませんが「私にとってどうなのか」最重要なので「スマホはありえないほど通信費が高い」という前提で話を進めます。
私と同じように自宅にフレッツ光を引いている人っていると思います。本当に速くて安定していますよね。そんな方々に今回の私がどういう経緯で再びガラケーを選択したのかを説明したいと思います。
調べました。ここ数か月の通話とモバイルの合計通信量と費用を。
お店でこの条件を定員さんに提示すると「安いですね!」って驚かれます。
私のモバイルの通信費って月に900円なんですよね。滅茶苦茶安い。
さて、これにかなうスマホの料金プランってあるのでしょうか?何か月もかけて色々なお店に行って確認しましたよ。
ありませんでした。通信各社どこのスマホを選んでもモバイル通信のランニングコストが上がります。
これがガラケーからスマホに切り替えられない最大の理由です。
ガラケーとスマホを2台持ちすれば安くなるんですよ。ランニングコストが。利便性もこちらの方が良いです。分けて使えますからね。高い通信費を払ってスマホで通話する理由が無いのです。
そんなわけで、再びガラケーを買いました。正確には「ガラホ」です。4Gで通信します。
NTTdocomoのarrows F-03Lと言います。
懐かしい形だ!って思う人もいるでしょう。私にはこれが現役ですよ!定価5万円近くしました。値引きが色々あったので、さらにお安くはなりましたけど、「正直高いなぁ」って思いました。
確か3Gからの乗り換えキャンペーン的なものがありましたよ。ドコモとしては、早く古い携帯から切り替えて欲しいそうです。もうすぐ使えなくなるので。
ちなみに私のガラケーはどうしようもないくらい古くて、このポースターにすら掲載されていませんでした。超古すぎ。
電話帳の移行作業は購入時に窓口でやってくれたので安心です。
使い勝手は今まで使っていた3Gのガラケーとだいたい同じですね。すぐ慣れるでしょう。
↑こちらが今まで使ってきたdocomoのF01Gという3Gガラケーです。
2000年の初めころに「いよいよ3G始まる!」みたいな宣伝文句が流れていたのかな?よくわからなかったけれど「3Gって凄いものなんだろうなぁ」みたいに思っていました。
ちなみにこのガラケーは2台目です。なんだかんだで2台で20年近く使えたのだから凄い。この頃の製品ってかなり質が良かったと思います。とにかく頑丈。壊れない。質感が良い。きっと中の電子部品も良いものを使っていたのかな?なんて想像してしまいます。
良い部品を使った製品はすっごい長持ちしますね。
「感情で欲しいと思い、理論で肯定する。」
人が物を買うときのロジックだそうです。「うお!これ欲しい!」と最初に感情が動くと、あれこれ言い訳を付けて、自分を正当化するそうです。
私の場合も最初は「うお!これ欲しい!」でした。「iphoneじゃなければだめだ!」と、とにかく自分の選択を正当化する情報を集めまくりました。お店でいじりまくり。聞きまくりでした。普通はここで購入してしまうのだと思います。
でも私はそこから、さらに先に進んでしまったようです。「買いたいという感情を正当化しなければならない」という新しい感情が芽生えたのです。たぶんこれは「理性」というやつなのでしょう。
理性というと聞こえはいいですが、結局のところ「障害を負うことで臆病になってしまった」のだと思います。「本当にこれを買っていいのだろうか?」という否定的な感情が産まれてしまいました。だってiphone高すぎなんですもの。
そこで私がとった行動が「iPhone購入に否定的な感情を納得させるための材料集めです。」
後悔しない買い物をするためには、感情ではなくとことん理詰めで自分を納得させなければならない。
だから、計算しまくりました。過去の通話履歴、通信履歴、ネット使用量から費用を割り出して、私にとっての最適解を探しました。
「今SOFTBANKと契約してくれたらいPhoneSEが無料!」というものも魅力的でした。「でも小さいなぁONEPLUS7Tと比べたらどうかなぁ」なんてさんざん悩みましたね。
結局は「キャリアの変更手順が良くわからない」という理由で断念しましたけれど。
ほんと思いますよ「キャリアの変更もやってあげますよ」ってサービスを謳い文句にしたら、今のガラケー層をザクザクと取り込められるのではなかろうか?って。
ここまで頑なにガラケーを使っている人たちって「変えるのが面倒」なんですよ。「面倒な手続きをしなくちゃならないのなら、今のままで良いよ。」ですよ!!
そんなわけでキャリアは昔から利用している「NTT-DOCOMO一択」となったわけです。
キャリアが決まったら、何を使うかです。私的にはiPhoneに強い興味がありました。でも高い。やっぱり高い。どう頑張っても無理。諦めました。
次に確認したのは別のスマホ「arrowsやgalraxy」でした。arrowsは「うーーーーーーん」ってなったんですよね。第一印象がイマイチ。「ONEPLUS7Tがあるのにこれ買う必要ある?」ってなったんですよね。
galaxyは「おおお!」ってなりました。でも高い!買えない!galaxyを買うならiPhone買いたい!ipadと連携させたい!となってしまいました。
「ならaquosは?」と、こちらも確認しました。しかし「心がときめかない。」という本能に基づいた理由で却下。超偏見なのだと思いますが、こういう買い物って「ときめき」って大事だと思うんですよ。じゃないと後で必ず「こっちのほうが欲しい」ってなりますから。
このようにdocomoショップで販売しているスマホを全部確認して、お値段も確認した結果が、「これならガラホで良くね?」なのでした。
「やっぱり通話専用デバイスがベストでしょ!?」
…はい。これって自分を慰めるための言い訳ですよ。お金があったらiPhone買っていましたよ(涙)
でも、ガラケー(4G対応のガラホですけど)手になじんでいるデバイスですしね。
落ち着くところに落ち着いたのだと思います。
こんな感じで使っています。
データ通信のみの990円コース。
まとめると端末を2万円で購入して、月の通話料が1500円ですね(Xiサービス契約申込書より)
とにかくべらぼうに安いと思います。
まとめると
今回の費用はこのようになりますね。
私のように自宅に光回線を引いていたり、あまりネットは使わないよ。という人には
この組み合わせが最強だと思います。ずーーーーーとガラケーと通信端末の2台持ちでやってきています。2013年頃から。(NEXUS7->zenfone2->ONEPLUS7T)
人によって通信状況は違います。
通話時間と通信量から本当に必要としているプランを割り出すと、お得な発見があるかもしれません。逆に言うと通信費のムダ取りですね!