頸部動脈エコー体験談|インフルエンザ脳症で入院したら糖尿病が見つかった(1月17日)

大学病院というのは本当にすごいところです。ありとあらゆる可能性を考えて治療にあたります。

 

私の病気の原因はインフルエンザウィルスに対する過剰な防衛反応です。その影響で脳に傷がつき異常行動するようになり、救急車で大学病院に運ばれました。

 

すぐさま膨大な検査が行われました。検査結果はインフルエンザ脳症。そこで思いもよらぬ病気が担当医師にこのように言われたのです。

 

「糖尿病の方が重症です。」

 

https://hiroxy.net/infuruenza_nyuin/post-109.html

 

そんなわけで1/15日に救急搬送されて2日後に糖尿病の精密検査を行いました。「頸動脈エコー」といいます。

 

頸動脈エコーってどんな検査?

結論からすると検査そのものは大したことはありません。

 

横になっているだけでOKです。暖かいぬるぬるを首周りに塗られます。そしておなじみのエコーの機械を首に充てます。20分ほどぼんやりしていれば検査は終わり。

 

詳しくはこちらの病院のサイトをどうぞ

 

 

頸部動脈エコー検査の説明

 

幸いにも頸動脈の動脈硬化は発見されませんでした。メタボが酷いと脂で詰まっていたりするみたいです。脳への血流が悪くなるので良くないですね。

 

インスリン注射生活はじまる

「糖尿病の人は自分でおなかに注射を打つ」って聞いたことはありませんか?

 

あれ本当なんですね。この日から毎日、自分でおなかに注射を打つこととなりました。ちなみに入院から9か月が経過した今でもおなかに注射を打っています。

 

注射といっても、長い針をブスリ!というわけではありません。太めのペンに薬剤が入っていて、自分で取り外しができる針を付けて打つ。そんな簡単な仕組みになっています。

 

針は5㎜くらいでとても細いです。でも丈夫なので折れる心配はなさそう。痛みは基本的にありません。ごくまれに痛いポイントにあたるときがあるかな?程度です。怖くないですよ~。

 

自分でおなかに打つ糖尿病用の注射器

 

 

最初は一度に2本注射を打っていました。

 

     

     

  • 毎食前に打つ即効型のノボラピッド
  •  

     

  • 朝夕に打つ持続型のトレシーバー

 

即効型のノボラピッドはご飯を食べる直前に打たなければなりません。なぜなら低血糖になって危ないからです。

 

そんなルールがあるおかげで、入院中は私の食事が優先的に配られていました。

 

今はトレシーバー1本に減りましたが、9か月たった今でも続けています。いつまで続くのかはわかりません。毎日血糖値を測定・記録しているので糖尿の先生の判断次第となります。

 

でも薬代が結構高いし、定期的に打つのがめんどうなので早く終わりにしたいです。徐々に量は減ってきていますケド…。

 

今まで好きなものを好きなだけおなか一杯食べてきのですが、この日以来「おなか一杯食べる」経験ができなくなってしまいました。残念無念です。