仕事なくなりました…試練・試練・また試練

ついに仕事が無くなりました。

 

障害前からずっと続いていた仕事でした。

 

私は複数の会社の仕事を同時進行しています。だから一つの仕事を失っても収入がゼロになるわけではありません。でも、長く続いていた仕事を失うのは痛いです。

 

私が障害になったのが2019年1月でした。

 

障害を負うまでは当たり前のように普通に出来ていた仕事です。でも高次脳機能障害の記憶障害になってからはとてもきつい仕事となりました。気が狂いそうになりました。

 

それでも歯を食いしばって食らいついてきました。昔の自分を懐かしみながら、つらく悲しい気持ちに押しつぶされながら。それでも地べたを上をゴロゴロと転がり、泥まみれになる気持ちで、食らいつきました。

 

その結果が今の自分です。かなり自信を取り戻せています。

 

このように記憶障害と注意障害はどんどんと回復しています。そして仕事は障害前と遜色なくできるようになったつもりです。

 

「やっと昔の自分を取り戻せた」

 

そう考えられるようになったのに…仕事が無くなりました。

 

このままでは生活が立ち行かなくなります。貯金は障害を負った最初の1年目で使い果たしました。だから背水の陣状態です。ギリギリの状態で生活しています。

 

「一難去ってまた一難」とはまさにこのことです。

 

乗り越えても、乗り越えても、新しい壁が現れます。新しい壁が現れるたびに乗り越える難易度が上がります。仕事を失う…。収入が減る…。辛い試練です。

 

今は妻がなんとか支えてくれていますが長くはもたないでしょう。私の仕事を増やすか、新しい仕事に変える必要が出てきました。

 

つまり転職です。今の環境のリセットです。

 

「そんなことをして果たしてうまくいくのだろうか?」

 

不安でいっぱいです。

 

私は高次脳機能障害。そして大減収。子供は安定して学校に行けない。妻に多くの負担をかけてしまっています。辛いです。

 

この先どうすればいいのか…。

 

乗り越えても、乗り越えても、新しい試練がやってきます。