脳に障害がある|それでも新しい仕事に挑戦したい

高次脳機能障害になって3年と3か月目かな? インフルエンザ脳症で脳に傷がついて障害者になったのは2019年1月の事です。

 

易疲労が無くなりました。車も運転できるようになりました。でも疲れ果てるとどうも記憶の想起が怪しい。そんな状況です。感情が乱れることはないと思います。

 

感情失禁のない人でも取り乱すような経験を最近も味わいました。しかし、その時の自分の対処能力は健常者である妻をも凌駕すると自負できました。もう全然平気です。いつでも冷静でいられます。

 

長きにわたって私を苦しめた自信喪失ですが、障害前と同様に物事をこなせるようになったと思います。自信もだいぶ回復しました。健康な頃の自分は「どこから湧いてくるんだよ」ってくらい自信家でしたので、それに比べたら今はかなり謙虚かもしれません。いや、謙虚と言うよりも臆病になっているかな…。それでも酷かった時よりもだいぶ回復しています。

 

障害からの回復をより完璧なものにするための次のステップ

4年もの年月でだいぶ脳がもとにもどりました。時々抜けるのも自覚しています。その辺りは工夫で何とか乗り越えています。

 

そんな私が次にすべきと考えていることがあります。

 

それは「収入を増やして生活を豊かにする」と言うことです。

 

いよいよ、健常者だった自分に追いつけたのかもしれません。マイナスをゼロにするのではなくて、ゼロをプラスに変える段階に到達できました。

 

今の生活は苦しいです。昔とは雲泥の差です。障害を負って何もできなくなってしまった私。なんとか歯を食いしばってここまで復帰できました。

 

これは周りの人たちが私の回復を信じて待っていてくれたからです。ホント元気だったころの生活に戻れたんですよ。こんなに嬉しいことは在りません。

 

でも、お金が足りないです。そもそもお金に余裕がある生活を送っていたわけではありません。そんな状態で病気で倒れてしまいまともに行動できなくなってしまったのです。弱り目に祟り目です。

 

貯金はすべて使い果たしました。もう後がありません。がけっぷちでギリギリ状態の生活をしています。

 

それなのに今後は老いがやってきます。老化による能力の低下は障害による能力の低下とは真逆ですからねぇ…。

 

脳が回復して逆転する期待が持てません。年金も当てになりません。たぶん死ぬ一歩手前まで働き続けなければならないと思います。今後も生活はどんどん苦しくなっていくでしょうね…。

 

高次脳機能障害者の老後はどう乗り切るべきか

高次脳になっても親が助けてくれる。兄弟が助けてくれる。まだ若さがある。

 

…それだったらまだ可能性がゼロではありません。

 

でも、高次脳になった。遠くに住む年老いた親はもう何もできない。兄弟も遠くに住んでいる。自分は若くはない。それなのに収入はギリギリ食べていけるかどうかのライン。

 

…辛いです。でも幸いにも私は周囲の方々に助けられています。働く場があります。でも十年後、二十年後は…わかりませんよね。会社員でもなかったので年金も当てになりません。やっぱり一生死ぬまで働くしかないと思います。

 

だから不安でイッパイ。なにせ脳に障害が残ってしまったわけですから。今は何とか工夫でカバーできているとしても、この先はどうなるのか…なんですよ。

 

今の時点の私は大丈夫ですが、未来の私はどうなっているのかは不安しかないです。

 

不安を払しょくするためにとにかく挑戦しています

「障害があるから未来が不安だ~」

 

と、心配ばかりしていても仕方がありません。

 

だから今、動けるうちに色々と動いています。とにかく声がかかったら挑戦です。どんな仕事でもやります。たぶん働き過ぎていると思います。職場の人がから「働きすぎだ!」と指摘されたくらいです。

 

でも働くしかない。やるしかないのです。やれるときにやって世界をどんどん広げていこうと思います。私にはいろいろと特技がありました。だから持ち駒の特技を生かせるチャンスがあればどんどん攻めていきます。スケジュールがあふれかえってもお構いなしです。

 

幸いにも感情失禁はもうおこりません。易疲労もおこりません。ちょっと注意力が低いのと疲れると記憶が途切れるのが弱点ですが、工夫でカバーできます。カバーしています。

 

障害があると言ってもトータルの能力では健常者には負けません。それどころか優れている部分もあります。それを武器に戦うつもりです。新しい仕事に挑戦してみたいと考えています。

 

一番の目的は「収入を得るためです。」今の私には、将来の私には、家族には、収入が必要なのです。頑張ります。

 

頑張って頑張って頑張りぬきます。

 

脳に障害が残っているとしても、健常者なみに稼げるところを実証したいです。脳に障害があると収入が少ないのが通例ですが、私の力でひっくり返してやります。

 

ブログを読み返すと昔の記憶が蘇ります。記憶障害でも強い感情と紐づいた記憶は頭から引っ張り出せます。

 

障害を負って間もない頃の私は本当に弱気でした。毎日泣いてばかりでした。将来を悲観していました。で

 

も今は違います。頑張ります。なんとかしてやります。そう思えるようになりました。

 

高次脳機能障害に間けずに、がんばりますよ!見ていてください。